一流企業の広告は一流か?

ムラモトヒロキです。

新幹線で東京に行く際、広告を目にする機会があります。

どれも多分、一流企業と言われるような大手の広告なんでしょうね。

「いくらかかってるのかなぁ」

と、余計なおせっかいですが費用が氣になります。

その費用をくれたら、もっと成果の出る広告を作るのに、と思ったりもします。笑

何が言いたいのかと言うと、一流企業の出している広告が成果を出す広告だとは限らないってことです。

というかむしろ、一流企業の広告というのは、中小企業の経営者が望むような成果を求めて設計されている広告ではないんですね。

もし広告を大きく2つに分けるなら、「イメージ広告」と「ダイレクトレスポンス広告」に分けることができます。

「イメージ広告」はその名の通り、見込顧客にイメージを伝えるのが役割ですね。

AIDMAの法則というのがあります。

Attention(注目)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)

この5つが顧客が購買に至るまでの流れだとするものです。

イメージ広告というのは、この中の「記憶」に訴えるものなんですね。

一流企業はお金もあるので、気長に記憶してもらえるのを待ってるってことです。笑

たぶん、大手広告代理店にそのようにナーチャリング(養育)されてるんだと思いますが。

対して、「ダイレクトレスポンス広告」は直接反応を得ることを目的とした広告です。

こちらはAIDAの法則です。

Attention(注目)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Action(行動)

Memory(記憶)がありませんよね。

つまり、その場ですぐに反応して貰えるよう設計されている広告です。

中小企業のように限られたお金で広告をするなら、こっちの方法にしないと資金不足になります。

でも、この違いを教えてくれる人って居ましたか?

あなたの周りに、独立した広告代理店の人が居ても、多分教えてくれてないと思います。

なぜなら、そういう人達は大手広告代理店から独立した人達だからです。

つまり、一流企業の広告のやり方が「正しい」と考えてるってことです。

AIDMAが正しい。

AIDAは古いって思ってるかもしれません。

今はAISASでしょって思ってるかもしれません。

ちなみにAISASは電通が提唱しました。

Attention(注意)
Interest(関心)
Search(検索)
Action(行動)
Share(共有)

こんな感じですね。

Dual AISASなんてのもあります。

話はそれましたが、要は一流企業の広告が一流の成果を生むとは限らないってことです。

そもそも目的が違いますからね。

長期戦略か短期戦略かという違いもあります。

そんな広告を知らずに、見よう見まねで真似たらどうなるか。

結果は火を見るより明らかですね。

あなたが真似てる広告はどちらの広告ですか?

眞心マーケティングと眞心イノベーションを心がけていきましょう。

P.S.
2つの広告の見分け方は、CTAがあるかどうかです。

Call To Action

行動喚起をしているかどうかですね。

「今スグ資料請求をする」

みたいなことを言ってる方がダイレクトレスポンス広告ですよ。

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