欲しくなければどんな価格も高い!

東京へ向かう新幹線にて
ムラモトヒロキです。

中1日で再び東京です。
前回は出版社さんとクライアントのところへご訪問。
今回はグループコーチングとクライアントのところへ行ってきます。
まぁ、来週頭も中2日で再度東京なんですが。
甲子園球児の投手ばりのヘビーローテーションです。

そんな月末を送ってるんですが、こんな相談がありました。
「価格ってどの段階で見せたら良いですか?」
ホームページ上で価格を表示するならどの位置か?
みたいな話ですね。
もちろん、チラシとかDMでも同じです。
で、よくあるパターンとしては、ページの最初にバーンって出してしまう方法です。
こういうの見ますよね?
ページの頭の方で、「◯◯◯◯円!!で超お得!」みたいなやつです。
これは基本間違いです。
あくまで基本ですよ。
続きも読んでくださいね。

どういうことかと言うと、価格というのは「期待値」との等価交換になります。
つまり、期待が持てない状態だとどんな価格であっても「高い」と
感じてしまうものなんですね。
欲しくなければあなたがどんなに良い価格を提供していたとしても「高い!」と
思われてしまうってことです。
だから例えばHP制作を売ってるページがあったとします。
「HP制作100万円!」って上の方に書かれてたとしたら、多くの人は「100万円」だけを見て
「高い!」って判断します。
でも、そのHP制作が実は話を聞くと・・・
顧客インタビューをしくれて、インタビューの動画撮影も行い、内容の文字起こしをしてくれて、
原稿の作成までやってくれて、さらに動画の編集をして掲載、業界トップクラスのデザイナー、
SEOが期待できるコーディング、納品後も反応を見ながら調整、しかも成果実績として
売上が数千万円増えた例が多数・・・
なんて場合だったらどうでしょうか?
100万円って安く感じませんか?
まったく成果の出ないHPなんてただのゴミですからね。笑
そのゴミに20万円かけるのと、数千万円売上があがるHPに100万円。
どっちが本当の意味で安いのか?
当然100万円の後者ですよね。

要するに、話を最後まで聞かないと「期待値」は上がらないってことです。
なので、価格は「後から出す」のが良いんですね。

ただし!
大事なポイントは「期待値」です。
つまり、期待値がすでに高い場合、あるいは価格に見合っていると
顧客が判断できる場合だったら価格は「先に出す」のでもOKっです。
要するに、すでによく知られている商品だったり、顧客との関係性が確立されていて
「この人からだったら間違いない」なんて思われている場合だったら、
価格は「先に出す」方法をとっても問題はありません。

結局は、背景情報によるので一概に言えないってことだったりするんですよね。笑
あなたの商品は「期待値」を十分に確保できてますか?
「期待値」が上がってない時点で価格を表示していたりしませんか?
HPやチラシあるいやDMをチェックしてみてくださいね。

P.S.
「期待値」というのは、要するに信じられるかどうかの指標だと思います。
商品あるいは提供者に対し信憑性がなければ期待値は上がらない
ってことでしょうね。

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