ホームページを真似てませんか?

ムラモトヒロキです。
東京から戻る新幹線にて

ホームページを作る時に、誰かのホームページを真似るってことはありませんか?
僕はありました。
Appleのホームページを真似てました。
といっても、フォントとかレイアウトとか色味とかですけどね。
要するにビジュアル的な話です。

上手くいってる何かを真似るというのは王道ですよね。
僕も指示をする時は必ず、「参考」を用意するように伝えています。
ただ・・・

ホームページを真似する時は注意が必要です。
例えば、治療院のHPを参考にして保険代理店のHPを作ってはいけません。

なぜだか分かりますか?

どちらも一見医療関係に近い氣がしますよね。
だから似ていると考えてしまいます。
でも、実際には「欲求」が異なります。
治療院に求める見込顧客の欲求は「問題解決」です。
対して、保険代理店に求める見込顧客の欲求は「予防」です。
これはまったく違う欲求なんですね。

まったく違う欲求なので、HPに用意する必要がある「パーツ」も異なってきます。
恐らくですが、保険代理店の方がより多くのパーツを必要とするはずです。
なぜなら、「予防」は差し迫っていないので問題を顕在化する為のプロセスが必要になるからです。
保険に入っていなかったらどんな問題が起きるのか。
その問題が今現在の選択とどのように関係するのか。
そんな話をする必要があるんですね。

こんな形で、ホームページはただ真似ればいいというわけではありません。
ちゃんと見込顧客の欲求の違いに合わせて、真似るホームページも選ばないとダメだってことですよ。
あなたは適当にビジュアルだけ真似たホームページを作ってたりしませんか?

眞心マーケティングと眞心イノベーションを心がけていきましょう。

P.S.
ちなみにブランドが確立している企業や個人のホームページをそうではないものが真似ると痛い目をみると思います。
有名企業を中小企業が真似るとかですね。
たぶん高いお金を出したのに成果が出ないなんてことになりかねません。
氣を付けてくださいね。

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