稼げる人達の発想を読み解く

ムラモトヒロキです。

今日から4日間は東京です。
銀座でふぐを食べてきます。
なんか、緊張してます。
貧乏性なもんですから。笑

では本題です。
あなたは、「無料ゲーム」のCMを見たことはありませんか?
スマホアプリとかの広告ですね。

僕が手がけてた業界でもあります。
そんな広告をテレビでもネットでも見たことがあるんじゃないかと思います。
そういうCMを見て、「どうせ後からお金を取るんでしょ?」って言う人がいます。
・・・そりゃ、当たり前ですよね。
ただのボランティアでやるなんてありえないですから。笑

こういったビジネスモデルを「フリーミアムモデル」と言います。
フリーとプレミアムを組み合わせた造語ですね。
無料で基本的なサービスを提供して、よかったら有料で使ってくださいってモデルです。
無料の時は機能が制限されてて有料になると制限が解除される。
もしくは、無料の時でも十分使えていて、有料になると機能がより充実するというパターンなどがあります。

ちなみに、オススメは後者のパターンです。
不満がなく好印象なので、アンチを生みにくいです。
ファンを増やせます。
ただコストがかかります。
前者は、「不満」そのものが動機なのでアンチを生みやすいですね。
でも、苦痛から逃れるという欲求なので強く動機付けができます。
顧客が課金した後に、「優越感」が得られるというベネフィットも存在してますね。
どちらも一長一短です。
まぁ、いずれにせよ有料にすることで収益を生むのがフリーミアムモデルというビジネスモデルです。
あなたが知らないということはありえないぐらい、多くの場所で使われています。

話は戻って、無料のサービスが広告されているというのを思い出してください。
よく考えてみて欲しいんですね。
フリーミアムモデルでは、「お金を払わない人」を集めるのに広告をしてるんですよ?
つまり、「見込顧客」を集めるのに広告をしてるんですね。
サービスを利用開始した時点では、どう考えても赤字です。

じゃあ・・・
あなたのビジネスであっても赤字で広告を出すことができないのか?って考えられませんか?
恐らくあなたは、「顧客」を集めるのに広告を出すことを考えていると思います。
要するに、フリーミアムモデルのように「お金を払わない人」を集めるのに広告をするのではなくて、「お金を払う人」を集めるのに広告をするわけですよね。
だとすれば、フリーミアムモデルよりもあなたの方が好条件じゃないですか?
たぶん、フリーミアムモデルよりもあなたの方が広告による赤字は少ないはずなんです。
それなのに、あなたは広告を積極的にせず、彼らの方が広告を積極的に行う。
これって何か変じゃないですか?

大きく稼げる人達とそうではない人達との差はここにあります。

どうして積極的になれるのかです。
つまり、顧客を創造する為にどれだけ赤字を許容できるのかってところです。
理想は広告をして集客した最初の段階で黒字にすることでしょうね。
だから、多くの人は顧客創造の段階でいかに黒字にしようかと発想します。
ですが、稼げる人達の発想は違います。
いかに、顧客創造の段階の赤字を大きくしても大丈夫にするかって考えてるんですね。
見込顧客にしろ顧客にしろ、創造する段階でどれだけ赤字に耐えられる「仕組み」にするかって考えてるってことですよ。

ぜひとも、この意味を真剣に考えてみてください。

眞心マーケティングと眞心イノベーションを心がけていきましょう。

 

P.S.
顧客創造の段階でどれだけ赤字を許容できるかで使えるメディアが変わってきます。
使える広告媒体が増えるんですね。
ということは、それだけ多くのアクセスが見込めるようになるってことです。
結果として、集客できる人数が増えていきます。
広告をしていない大手なんてほとんどありえないですよね?
大手だから広告できるのではなく、広告できるから大手になるんです。
そういうことなんです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です