商品を無料にする本当の理由

ムラモトヒロキです。

先日の「商品を無料にしてください」の続きです。
今日は「商品」を無料にする理由についてですね。
ショールーミングという言葉はご存知ですか?
これは、実店舗で確認した商品をその場で買わずに、ネット通販でより安い価格で
購入することを言います。
要するに、実際に目で見たり触ったりして「確かめて」からネットで買う
消費者の行動のことを言うんですね。
この行動には、消費者の心理が透けて見えます。
つまり、買った後「後悔したくない」という感情があるんですね。

この後悔したくないという感情は、どんな商品にだって感じています。
だから、食品の場合は試食ができると美味しいことが真実であると
確認できるので安心して買えます。
フィットネスの場合も体験入会なんかをして良さそうなのが真実であると
確認できるので安心して契約できます。
本の立ち読みもそうですし、不動産の内覧とかもそうですし、
実は資料請求なんていうのもそうです。
要するに、見込顧客が商品に期待している得に「真実味」があるかどうかの
確認をしてからじゃないとなかなか手が出ないんですね。

そこで重要なのが「商品」を無料で提供することです。
ポイントは「商品」であることです。
なぜなら、商品を無料で提供すれば見込顧客は確認することができます。
実際に「体感」することができますよね。
それによって、後悔したくないという欲求を打ち消すことができます。
後悔しないと分かれば、見込顧客が買わない理由はなくなり
購入に至るというわけです。

見込顧客がしたいのは、「確かめる」という作業です。
真実味のある言葉に騙されていないか。
期待に踊らされてはいないか。
買った後に後悔することはないか。
それらを確かめたいんですね。
だからこそ、無料で提供するのは「商品」が望ましいわけです。

もし可能なのであれば、思い切って商品そのものを無料で提供してみることを
オススメしますよ。

眞心マーケティングと眞心イノベーションを心がけていきましょう。

P.S.
既存商品の無料が難しいなら、「商品として売れるもの」を無料にするという手もあります。
つまり、販売できるクオリティのものをあえて無料で提供するということですね。
ただしこの場合、お互いの商品に関連性や一貫性があることが前提です。
あくまでも見込顧客が「確かめる」ためですからね。

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